健康を守る「免疫力とは?」
がんの予防にとっても重要な「免疫力」についてもう少し詳しく見ていきましょう。
■免疫力とは?
体内に入り込んだウイルスや細菌、異物などから自分自身の身体を守るために備わっている防衛システムのことを言います。
つまりは病気に対する抵抗力のこと、と言うことができますね。
この抵抗力によって身体は守られています。
病気にかかりにくくなるだけでなく、仮に病気にかかったとしてもそれと戦うための力になってくれるのです。
東洋医学の世界では「自然治癒力」などと言われることもありますね。
■免疫力とがんとの戦い
体内にがん細胞が芽生えても、必ずがんになってしまうわけではありません。
免疫細胞がきちんと働けば、がん細胞を攻撃して抑制、撃退することができるのです。
がん細胞が発生した場合、まずマクロファージという細胞がそれに気付きます。
その情報は、司令官となるヘルパーT細胞に伝えられます。
情報を受けたヘルパーT細胞は、リンパ球T細胞のひとつであるキラーT細胞に「がん細胞をやっつけろ!」という指令を出します。
攻撃部隊であるキラーT細胞は、これを受けてがん細胞への攻撃を開始し、発がんを防ぐのです。
■免疫力が低下すると…
人間の身体の中では、1日に3000~5000個ものがん細胞が発生していると言われています。
これらが毎日、毎日、免疫によって撃退されているわけです。
もしも、免疫力が低下してしまったら?
…ご想像の通り、がん細胞は撃退されずに残り、増殖します。
そして、いずれは発がんしてしまうことも考えられるのです。
免疫力は、個人差があるものの一般的に加齢と共に低下していくと言われています。
また、喫煙など免疫力に悪影響を与える生活習慣によって低下していきます。
免疫力を高めることが、がんを未然に防ぎ、健康でいる秘訣となるのです。
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